DNA
15人になった部隊は近くの自衛隊の駐留所に行くことにした。

しばらくして駐留所に着いた。
だが、そこには自衛隊などおらず、惨殺された人間だったモノが散乱していた。

斎「自衛隊が全員やられているとは………」

「ウッ!!」
ドサ……
部隊の後ろにいた隊員の体が真っ二つになった。

斎「キメラがいるぞッ!!気をつけろッ!!」
しかしキメラは見当たらない。
キメラはいないはずなのに隊員達の首がどんどん吹っ飛んでいく。
その時、鮮やか返り血を浴びたキメラが姿を現した。
斎「ヤツは透明だッ!!血が付いてる今は駆除するチャンスだぞッ!!」
隊員達がキメラに液体窒素を当てまくる。
「グググ……ニンゲンメ………」
キメラは完全に凍りつき、ショットガンによって粉々になった。
斎「透明なヤツもいるみたいだな……厄介だ……かなり注意を払う必要があるな……」


その後、自衛隊の駐留所を出て、10人になった部隊で残り7匹のキメラを駆除するために、夜の大阪へと駆け出した。

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