DNA
その時

バ------ンッ!!

10の右腕が吹き飛んだ。
?「ここは私に任せて!!早く逃げなッ!!」

女性の声だ。
年は若いはずである。

斎「逃げるわけにはいかんッ!!大阪のキメラはこの2匹だけなんだッ!!オレ達も最期まで闘う!!」
?「………勝手にすれば…………」

女性はライフルを構えて10を狙って打った。
10はすかさず雷を発射して銃弾を回避した。
10「この女も死にたいのか。ならば殺してやろうぞ。」

10は何発も雷を女性を向けて発射した。
女性はライフルの弾で雷の軌道を変え、全て回避した。

10「回避か………なかなかやるではないかッ!!」

10はさらに雷を発射した。
が、女性は全てライフルの弾で雷の軌道を変え、すました顔で10をライフルで乱射した。

?「終わりよ……………」

ドスッ

10の眼球に直撃した銃弾は確実に脳を破壊していた。

10「うっ…………こんな所で……………大水博士…………」

10は何か遺言を残して息絶えた。
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