恋はミラクル 『雪だるまと花屋のおじさんの小さな恋』
こうして、今年最後のイベントは終った。

夜空を見上げると丸い月と星たちがキラキラ次々輝いていた。

まるで鳴り止まない拍手の様に思えた。



変な言い方だが自分ではうまく言ったなあと思っている。まるでドラマのようだった気がする。撮影して欲しかった。



恋は素晴らしいと改めて思えた。

やっぱり恋はミラクル!



この時の俺は勿論ウキウキ。

心の奥ではいつか終る。

いや終らせなければいけない恋としりながら、自分を止める事ができず。

恋心が俺の理性と道徳の壁を少し崩し始めた。

そして、想。

恋に責任はありえるのか?

俺は年上としてこんな恋に彼女を巻き込んだ責任は?勿論自分自身反省はしている。

恋についてのみ、お互いの恋の責任はもてないと想う。

また、恋の終わりにこれほどの悲劇と苦痛が待っているとは思いもしていなかった。
< 33 / 68 >

この作品をシェア

pagetop