ページェント・イブ ~エリー My Love~【長編】
「………あの………アタシ―――――」
「喉渇いた~っ!!なぁ、何か飲まない?」
次のコトバを言う前に、ノブの言葉が被(かぶ)さる。
思わず、顔を上げた。
「…………何キョトンとしたカオして?」
ノブが目を丸くした。
それは。
アタシも、喉、渇いてたから。
これは、単なる偶然の一致と解釈していいの?
「………あ、ゴメンゴメンっ!!さっきの生徒じゃあないけど、これじゃあマジでナンパだよな………」
ノブは、眉をハの字にさせ、押さえていた額をペシペシと軽く叩いた。
「……………アタシも、喉渇いてて……んで、何か飲もうとしてたから………。当てられてビックリしたもんで………」
「よかったら今日だけ、俺にナンパされてくんね?」