2LDKのお姫様
シオリは部屋から薬などを持って玄関へ向うと、
「ちょっと待ちな」
とホノカがシオリを引き止めた。
『何?』
「これ」
とホノカは部屋から何かを持ってきていた。
『何それ』
「何ってミニスカートよ」
『いや、それは解るけど。何故にミニスカートなの?』
まあ普通の人間なら
不思議に思うのは必至だ。
「いやほら、(!)そう。大くんがミニスカートが良いって」
その嘘も流石にキツいなとしゅいろは笑った。
『いや、それは……』
「いやじゃないと大くん良くならないから」
『…………///』
シオリはスカートを見ながら顔を赤く染めていた。
あ!
言い忘れてましたが
シオリがホノカに騙される可能性は80%を越えています。