2LDKのお姫様

「………」



別に早く帰ってきてとは言われていないのだが



「……とりあえず謝ろ」



顔に似合わず気の弱い彼。



彼はすぐに、彼女がいるはずのリビングへ向かう。



「ただいま……」



そっと口にするコトバ。





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