2LDKのお姫様
「隣にすむ変態少年の
大が来たぞぃ〜」
やって来たのは大だった。
しゅいろは面倒くさそうにリビングへ向かうと、またさっきの様にコタツに入って眠ってしまった。
しかし
『ぃらっしゃい……』
シオリはさっきとはうって変わって、シャキっとコタツに座っていた。
ホノカとしゅいろはその姿を見て「よくやるよ」と呟きながら目を閉じた。
「今日は皆眠そうだね……」
大がシオリに話かける。
現在午後2時。
『ぁぁ…ぅん。昨日夜更かしして寝るのが遅かったの』
シオリは気付かなかったが、実はシオリの髪は少し跳ねていて
大にはまあバレバレになってしまっていたのだが……
ホノカとしゅいろはその事を隠していてシオリは今日もずいぶん
弄られていた。