【短編】素直になれなくて[番外編追加]
「お前、姉さんから離れろ。」


いきなり、私と日向くんは引き離された。


「猛?」


「姉さん、なんでこんな奴とつきあうわけ?」


猛は、日向くんに敵意むき出しだ。


「えっ?
好きだからよ。」


「美和子さん。」


日向くんが嬉しそうに私を見た。


「.....ありえない。
てか、認めねぇ〜。」



「猛。
猛が認める認めないは、関係ないからね。
けど、きっかけは、猛がつくったんだからね。」


「はっ?」


猛が訝しげに私を見た。


「猛を起こすたびに電車には、ギリギリで痴漢にあってたんだからね。
日向くんがいなきゃ、今でも被害にあってたわよ。」

「.....嘘だろ。
わかったよ。
今日は、試合に負けたから消えるけど、邪魔するからな。」


猛は、捨てぜりふのように言って去った。
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