Cry!Cry!Cry!




嫌がらせが絶えず続く日々に



飽き飽きしていたある日。





「浅見。SHR終わった後に職員室に来い。」



そう担任に言われて、放課後に職員室に向かった。


職員室に居る教師は物珍しくあたしをまじまじと見る。





「お前、他のクラスや学年からいろいろ言われているぞ。」



着いた早々、担任は顎鬚を擦り、愚痴をこぼすように言った。



それはあたしのために言ってるんじゃなくて

"アンタの生徒の浅見が…"って言われるのが嫌なんでしょ?





「だいたいお前は態度が悪い。なんだその目つきは。」



「生まれつきです。」



「いや、違う。何かに幻滅した目だ。」



何が言いたいの…この人は。



「言いたいことはそれだけですか?


 あたし急いでいるんで失礼します。」



「おぃっ!?待て!!浅見!!」



あたしは担任の声に耳も傾けずに早歩きで職員室を出た。



教室に向かう途中、人にぶつかった。



「いってっ!あっぶねぇな。前見て歩け!!」


二人の新人教師。



あたしは謝らずに通り過ぎた。



「あいつ浅見だろ?」


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