Cry!Cry!Cry!
「パジャマパーティーしようぜっ♪」
「何よ、いきなり。」
柊先輩がスタスタとあたしの隣に立った。
「うわっ、出たよ。女子の裏の顔!!(パックのスッピン)」
「それより何?ゆーみんでもさらいに来たの?」
柊先輩のその言葉にぶっちょ先輩はニヤリと笑って
あたしの腕をグィっと引っ張った。
「おぅ!もらうぜ!!その代り、佐々岡あげるからさ。」
「じゃあ、交渉成立(?)ね。早く出て行って。」
そう言って、なぜかあたしごと部屋を追い出された。
「交渉成立?」
「俺はお前に用があって、その間、柊は佐々岡とイチャイチャするのさ。」
あ~、そういうこと。
って、まさか!?
「柊先輩って佐々岡キャプテンとデキてんの!?」
「知らんかったのか?本人たちは口に出さないけど、
結構お熱いぜ?」
おぃ、待てよ…。
さっき、男女交際は禁ずるって言う話したじゃん、先輩よぉ。
「まぁ、規則なんて破ってナンボだからな☆」
「せんぱぁ~い?(怒)」
「はいはい(苦笑い)」
そんな先輩に連れていかれたのは
なぜか男子がうじゃうじゃいるむさっ苦しい部屋だった。
みんなみんなゲームやらマンガ読むやら思い思いの事をしている。
「俺たちゃ、なんもねぇし、二人っきりになると怪しまれるだろ?」
なるほど、そのデカサンかけているわりには頭がいいね。(意味不明)
「でも、あたしに用って?」
部屋の端っこで二人してあぐらかいて座った。
「おぅ、ガールズトークしようぜ☆」
ぶっちょ先輩は白い歯を見せて笑った。
「なんでですか。」
「そりゃ、ゆーみんのこと応援してるからさ。」
「はぁ…いや…待ってください。
ガールズトークって女子のみでするものじゃ…」
「あーもぉ、んなのどうでもいいから。
俺が知っている南葉の過去教えてやるよ。」
うぐっ・・・。
"南葉の過去"という言葉にひかれた。