Cry!Cry!Cry!
でも、そのあと急にトーンを下げて小さな声になる。
「でも、1,2回面識があってあの時は嬉しくて猫かぶってたけど
まさかあんな性格だったとは・・・。」
ん?面識あるんだぁ。あんな性格?
あの頼りがいがあってキリリっとしてて冷静沈着で
めっちゃくっちゃキャプテンという言葉が似合う人をあんな性格?
なんだろう・・・実はどんな性格なんだろう??
あっ、俺様キャラとか?いいねぇ~////(妄想中)
「あー、そういえば、ヒカルくんとのバッテリーどうだった?」
「まぁ…いいんじゃねぇの。」
「あっそっスか。」
結局、話が続かなくて
あたしは"オボンは自分で返してね"と言って部屋を出た。
「おっ!ユッキーヤどうでした?」
たまたま通りがかったのか柊先輩がやけに明るく振舞う。
「先輩…もしかして、ヒカルくんの肉体美を見たんですか?」
「はっ?何言ってんの?」
「あっ…いや…やけに明るいから…。」
「はぁー、ゆーみんみたいな妄想族じゃないからそんな事で嬉しがりません。
ただ単に私が予想してたように南葉くんは複雑な心境を述べていたからさ。」
フフフッといつもの不気味な笑みの柊先輩に小さなため息をつく。
「んじゃあ、ちゃんと慰めたんですか?」
「それはゆーみんの仕事でしょ?」
「えー…あたし慰めるの苦手です。」
「あらそう、まぁ南葉くんもそこまで軟じゃないから大丈夫でしょ。
あっ、肉体美見たいなら頼めば?慰める代わりに。」
「いや…あたしはそんな羞恥心ないようなこと出来ないですよ。
てか、やっぱり見たんですかぁ!?」
「部室でたまたま見ちゃうのよ。ゆーみんもあるでしょ?」
「なっ…ないですよ…。」
少しどもる声に柊先輩はプッと笑った。
「ウブだね、ゆーみんは。」
「あーもぅ最悪ぅ~。」
そんな感じで星が丘学園との練習試合に近づくのでした。