白衣の先生
こうして、先生と同じ空間に居れるだけで幸せだったんだ。



チラッとミラーで、私を見てくれるだけで、十分なんだ。



今日会って、少しだけ近付けた先生。



この心地よい関係を、壊したくない。






いつか、言える時まで



私の気持ちは、さよなら……




まだ、心の中で

じっとしててね……。





「ここやな。今日は堪忍な。ほな、また明日~」



先生に別れを告げ、小さくなる先生の車を、ずっと見ていた



先生と居ると、ドキドキして

先生と目が合うと、きゅっと苦しくなって




私は……



私は、先生の側に居たい。




出会って間もないのに感じた、この貪欲な気持ちに、1人苦笑いを見せた




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