エンジェルデビル
「零一…遅いな」
風牙は部屋のソファーに座り、さっきから何度も時計を見ていた。時刻は午後十一時を回ったとこ。
風牙は零一に言われた通りずっと家にいた。零一との約束を破りたくなかったし、約束を破れば捨てられると思ったから。
零一は風牙を助けてくれて、優しくしてくれて、正義を背負ってみろって言ってくれた。そんな零一を裏切りたくない。
「帰って来たらマッサージしてあげよう。きっと疲れてるだろうし」
正義を背負う者に休みはないって言ってたけど、休まなきゃ零一が倒れちゃう。
風牙は部屋のソファーに座り、さっきから何度も時計を見ていた。時刻は午後十一時を回ったとこ。
風牙は零一に言われた通りずっと家にいた。零一との約束を破りたくなかったし、約束を破れば捨てられると思ったから。
零一は風牙を助けてくれて、優しくしてくれて、正義を背負ってみろって言ってくれた。そんな零一を裏切りたくない。
「帰って来たらマッサージしてあげよう。きっと疲れてるだろうし」
正義を背負う者に休みはないって言ってたけど、休まなきゃ零一が倒れちゃう。