うさぴょん号発進せよ
トヲルは昨日初めて会ったばかりの、ウサギの面をつけた社長の顔を思い浮かべた。
「あの社長、が?」
「うん」
「ていうかあの社長って、一体どういうヒトなの?
なんか変なお面つけてるし。
訳の分からない歌と映像も、バックに流れてくるし」
「トヲルも社長に会ったことあるんだね」
「昨日初めて、だけどね」
「でも、あたしもよく知らないんだ。
きっとみんなあの社長の顔、知らないんじゃないのかなぁ。
お兄ちゃんなんか『得体の知れないヤツ』って、いつも言ってるよ」
どうやらこの船員達にも、素顔を隠しているようである。
「あの社長、が?」
「うん」
「ていうかあの社長って、一体どういうヒトなの?
なんか変なお面つけてるし。
訳の分からない歌と映像も、バックに流れてくるし」
「トヲルも社長に会ったことあるんだね」
「昨日初めて、だけどね」
「でも、あたしもよく知らないんだ。
きっとみんなあの社長の顔、知らないんじゃないのかなぁ。
お兄ちゃんなんか『得体の知れないヤツ』って、いつも言ってるよ」
どうやらこの船員達にも、素顔を隠しているようである。