タイムカプセル
「失礼します」


先生は、いなかった。


ベッドは、3つあって、ひとつはカーテンが閉まってた。


だから、すぐにわかった。


シャッと、カーテンを開けると、紗弥がいた。


上靴は、きちんと揃えてあって、向こうを向いていた。


「ん…?誰ぇ…?」


紗弥は、眠たそうにこっちを見た。


紗弥の顔には、涙の後があった。


「ゆーき…?ど、したの?」


「紗弥、裏切るって、どういうことだ?」


「あー…あれ?気にしなくていいよ?」
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