タイムカプセル
「入院は、明日くらいでいいですか?」


「はい」


私たちは、家に帰った。


夜、お父さんと、亜弥を呼んで、話をした。


「お父さん、亜弥、よく聞いてね」


「?うん」


「あぁ」


「紗弥が、白血病だったの」


「えっ、紗弥ねぇが!?」


「紗弥が…!?」


「でもね、入院して、薬を服用すれば、治るらしいの。それで、薬の副作用で、髪が抜けるの。でも、気にしないであげてくれる?」


「モチロン!紗弥ねぇ、お見舞い行くからね」


「アリガトね。亜弥」


そして、夜、入院の用意をして、いつもより早く寝た。
< 91 / 120 >

この作品をシェア

pagetop