恋 時 計 ~彼はおまわりさん~



『笑うな~』って恥ずかしそうに言ってるおまわりさんに、

私は自分でも信じられないくらい素直な気持ちを口にした。




「私も、あの時からおまわりさんのことが好きでした」



うわぁ~~、言った後になって凄いドキドキしてる。





この沈黙はなに?

おまわりさん、何か言ってよ……。




少しの沈黙がとても長く感じる。


この数秒が耐えきれずに先に口を開いた。



「も、もしもし……?」



あれ……? 返事がない。

電波悪い??



携帯の画面を確認しようとした時、おまわりさんの叫び声が飛んできた。



『すっごい嬉しい!! 嬉しすぎっ!!』




おまわりさんの喜ぶ声に赤面してしまう。




私も同じ気持ちだから。


私も、同じ瞬間に恋をしたことがすごく嬉しい。



だから、おまわりさんが今の私と同じ気持ちでいるだなんて、

涙が出ちゃうくらい嬉しいよ。







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