**confection**




「…宇佐見…って知ってるか」



「…I don't know」



「…………」




……シャレか!?

ここは笑っとくべきか?


宗太なりのアメリカンなジョークか?



思わずドギマギしながら宗太に視線を移すと、未だににこやかに微笑みを浮かべている宗太。



どうやらシャレでもアメリカンなジョークでもないらしい。



「…で?そいつが何だよ」



「あ…ああ…」



うーん…これは流していいのか?いいんだよな?


激しく悩む事を諦め、躊躇しながらも口を開ける。


心なしか、先ほどよりも気持ちが軽くなった気がした。


それはきっと、宗太のアメリカンなジョークのおかげなのかもしれない。



「ももが呼び出されたみたいで」



「…ほーお。ピンチじゃん」



「う…ん、まあ…」




ピンチ…ピンチだよな〜。

そうだよな。

もし、もものド真ん中でタイプの奴だったりしたら、俺なんか手も足も出ねえ。



頭が痛くなってしまうような考えに、思わず頭を抱えるようにして机に突っ伏す。


いや、もう既に頭が痛い。



「ソレ何?紙切れ」



「えっ」



そんな俺が思わず勢い良く頭を上げる事になったのは、予想外の宗太のセリフのおかげであった。



うおい!!


ストレートにも程があるだろう!!

てか、宗太って密かに内通者!?

頼むよ!!!!
< 200 / 249 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop