**confection**
「…宇佐見…って知ってるか」
「…I don't know」
「…………」
……シャレか!?
ここは笑っとくべきか?
宗太なりのアメリカンなジョークか?
思わずドギマギしながら宗太に視線を移すと、未だににこやかに微笑みを浮かべている宗太。
どうやらシャレでもアメリカンなジョークでもないらしい。
「…で?そいつが何だよ」
「あ…ああ…」
うーん…これは流していいのか?いいんだよな?
激しく悩む事を諦め、躊躇しながらも口を開ける。
心なしか、先ほどよりも気持ちが軽くなった気がした。
それはきっと、宗太のアメリカンなジョークのおかげなのかもしれない。
「ももが呼び出されたみたいで」
「…ほーお。ピンチじゃん」
「う…ん、まあ…」
ピンチ…ピンチだよな〜。
そうだよな。
もし、もものド真ん中でタイプの奴だったりしたら、俺なんか手も足も出ねえ。
頭が痛くなってしまうような考えに、思わず頭を抱えるようにして机に突っ伏す。
いや、もう既に頭が痛い。
「ソレ何?紙切れ」
「えっ」
そんな俺が思わず勢い良く頭を上げる事になったのは、予想外の宗太のセリフのおかげであった。
うおい!!
ストレートにも程があるだろう!!
てか、宗太って密かに内通者!?
頼むよ!!!!