雲の上の存在

学校生活





ガラララ

『席につけー。』

あたしの担任、ハゲ。名前は覚えてない。(笑)

『おっ!神崎来てたのか〜。先生びっくらこいた!』

(変なギャグ…)





なんてノリで学校が終わる。

放課後になると春が軽々しい足取りでスキップしながらこっちにくる。

『玲奈ー。今日ゲーセン行かない?』

「おっ!ゲーセンなんて高校生らしいこと久しぶりじゃん!行く行くーっ!」

『よっしゃ!』



―――……


『玲奈!あたし好きな人できちゃったかもっ』

「え!?朝いないって言ってたのに?」

『うん!!誰だと思う〜?』

「分かるわけないじゃん(笑)何組?ヒントっ!」

『ヒントはね〜…3組の佐原高也くんっ!』

(正確言ってんじゃん!でも…どんな人だっけ…あんま知らない…)

「……あ!あの三浦春馬に似てる人!?」

『そこまでカッコよくはない(笑)』

「でもさ、春と佐原くんって接点あったっけ?」

『ないんだよー。一目惚れっ』

「そうなん!?おめでとうっ!あたしに出来ることあったら協力するから。」

『ありがと〜っ!玲奈大好き〜っ!!!』

「あたしも大好き〜!」

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