バレットフィンク
普段、タケシでも言わない様な意見を当然の如く吐いて憚らないカオルの態度にタケシは、ただ、ただ、ア然としてしまって、その言い返す余地を与えない程の傲慢さに、彼等は耐え忍ばなければならなかった。



三人はカオルの家を後にすると、いつものファミレスに集合して、カオルの事を話し合う事にした…。




「もう完全に自分がリーダーだと思ってるよ。あの口調だと…」



「今日の時点であんな調子だと、この先一体どうなって行くのか凄く不安になるよ…」



二人を眺めているタケシは、予想通りの展開に発展してしまった事実に、何とも言い知れぬ遣り切れなさの様な胸にのしかかる重い痛みを感じていた…。



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