独眼狼ーワンアイウルフー



レクスがオペレーター室に向かう途中、レクスの少し先を行く2つの人影を見つけた。

タスクとコハクの2人である。

タスクの通信によると、今回はこの3人で任務に向かうらしい。

レクスの足音に気付いたのか、コハクが振りかえり足を止める。


「おはよ、レクス」
「…あぁ」


レクスが2人に追いつくと、3人で肩を並べ歩きだした。

不意にレクスが口を開いた。


「……俺とコハクが呼ばれた…って事は、また特殊型が現れたのか?」


タスクが唸る。


「団長の話じゃ、その可能性が高いらしいぜ」
「…そうか……」


コハクが、心配そうにレクスに尋ねた。


「レクス、ケルベロスは大丈夫なの?」
「…ジアンス博士の話では、出撃は可能らしい」
「そっか…良かったね」


コハクの言葉にレクスが頷いた。

3人はオペレーター室の目の前に着いた。


それぞれが、自分の名前を声紋確認装置に向かって言う。


「…レクセウス・クルーリオ」
「天王寺琥珀。入ります」
「宮武祐!(みやたけ たすく)失礼しまーすっ」


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