独眼狼ーワンアイウルフー
特殊型と聞きレクスが問いかけるが、イルムが首を横に振る。
「いいえ、今回の特殊型はフェンリルでもスフィンクスでもないそうで…。しかも2体いるそうです!!」
「シンディウスは何体特殊型がいんだよーっ」
イルムの言葉にタスクが愚痴を溢す。
そんなタスクの背中を、ケビィンが強く叩いた。
「ぼやくなタスク、気がめいっちまうぞ!!」
「ケ、ケビィンさん……手加減してぇー…」
相当痛いのか…タスクは涙目になっている。
そんなタスクの背中をさすってあげながら、ルイが霧兎に尋ねた。
「団長、どうするんですか…?」
少し唸ってから霧兎は応えた。
「うーん…とりあえず、祐とルイ。君達で援護に行ってくれないかな?」
「おいっ団長、俺は留守番かよ」
ケビィンがつまらなさそうに言うと、霧兎がイスに背を預けた。