独眼狼ーワンアイウルフー
「今動ける機械獣はベア、イーグル、アーマードベアの3体だけ。もし全員が行って何処かに伏兵が居たらどうする?」
「う…っ」
霧兎の考えに、ケビィンは言葉を詰まらせた。
「…まぁ、もし祐とルイが危なさそうだったら援護に行ってもらうよ」
「でもよ、そしたらココの守りは…」
「その時は緊急だからねぇ、レクスに守ってもらうよ」
そう言って霧兎はにへら、と笑った。
レクスが目を点にする。
「でも団長、俺は…」
「そう。君はコハクとグリフォンが戦える状態になるまで、ココから出てはいけないと言った。…だけど僕は戦うな、とは言ってない」
霧兎の遠回しな言い方に、レクスは首を傾げる。