独眼狼ーワンアイウルフー



『…気にいった。お前、なんて名前だ?』
『人に聞く前に自分が言えよ!!』


黒蛇がいつ来るかと警戒しながら、タスクが叫ぶ。


『俺はアルバート・ミッドクリッド。ちなみに階級は少佐だ。この機械獣はゲンブ、見ての通り…陸用特殊型な』


ゲンブの操縦士…アルバートが、自慢げにそう言った。

さて、とアルバートが呟く。


『これで満足だろ?ベアの操縦士』
『―…オレは、ジーンデーン共和国第一軍師団所属の』


息を大きく吸い、タスクは胸を張って言った。


『宮武祐だ!!覚えとけっ!!』
『………っ!!?』


タスクの言葉に、アルバートが息を飲んだのが…タスク本人にも分かった。

いぶかしげに、タスクが眉をしかめていると……


『っ、はは…ははははははっ!!そうか、お前……はははっ、滑稽だな…』


アルバートは大声で笑い、タスクに意味の分からないが言葉を投げかけた。


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