独眼狼ーワンアイウルフー



重力に逆らう様にツンツンに逆立てた黒髪。

男にしては大きめな焦茶の瞳。

ランブル荒野での戦闘中にレクスに通信をしてきた少年である。


「…うるさい、タスク」
「ちょっと!!それが年上に言う言葉かよっ」
「…年上と言ったって一つ違うだけだ」
「うるせーっ!!18歳と19歳の間には大きな壁があるんだ!!」


そう、タスクの方がレクスより年上である。

しかし…


「祐(タスク)は身長が低いから年上って感じがしないんだよ」


コハクが、ため息を吐いた。


「こ、琥珀(コハク)…お前言ってはならん事を言ってしまったぞぉ!!自分が少ーし身長が高いからって調子にのりやがってぇ〜っ」
「調子になんかのってないっ!!」


タスクは女の子であるコハクにさえ、身長が少し負けているのだ。


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