独眼狼ーワンアイウルフー



「ひっでぇーなケビィンさん!!あ、ジジィ笑ってんじゃねぇよっ」
「ケビィンさん、ジアンス博士。どうしたんですか?」


タスクが白髪の男…ジアンスに向かって叫ぶのを気にせず、コハクが茶髪の男…ケビィンに問いかけた。

ケビィンは頭を掻きつつ笑って応えた。


「なーに、俺は戦場から戻って来たレクスを労ってやろうと思ってよっ」
「儂は機械獣の様子を見にな」


ジアンスの言葉を聞き、レクスが眉に皺をよせた。


「他の機械獣とは違い、操縦者と機械獣が精神同調(シンクロ)する事により機械獣自身の能力を上げる……それが特殊型。この国にまだ2体しかおらぬ、希少な機械獣…」


ケルベロスを見上げ、独り言の様に呟くジアンス。


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