独眼狼ーワンアイウルフー
歩くペースを落とさず振り返るなく、ケビィンが口を開いた。
「あ……そうだ。イルム!!」
「な、何?」
イルムが尋ねると、ケビィンが言った。
「今度よ、2人で休暇もらって母さんの所に帰るか?」
「え、ホントに!!?」
「あぁ。もう何ヵ月も帰ってなかっただろ、流石に会いに行かないとなぁ」
「うんっ行く!!」
イルムが元気よく返事をするとケビィンが笑った。
「よし、なら約束だ」
「絶対…絶対だよ!!」
「あったりまえだ!!」
手を振り、ケビィンは最後にそう言い残し……オペレーター室を後にした。