独眼狼ーワンアイウルフー
「グリフォンは良い子じゃよ。操縦者の物分かりが良いからね…ヒヒヒ」
「…だからって度の過ぎた実験はダメですからね」
コハクがグリフォンの側へ行くと、じゃれる様にコハクの手に嘴(くちばし)をすりつける。
コハクの乗る機械獣、グリフォン。
鷲(わし)の翼と上半身に、ライオンの下半身をもつと言われるグリフォンをモチーフにした機械獣。
ジアンスが言う通り、ジーンデーン共和国で2体しかいない特殊型・空用機械獣である。
「そういや、特殊型の機械獣の性格って操縦者に似るんだったな〜」
「そうじゃ。お主が特殊型の機械獣の操縦者になったら、さぞかしうるさい機械獣になるじゃろうな…ヒヒヒヒ」
「違いねぇや!!だーっはっはっは」
ギャーギャー騒ぐタスク達から少し離れ、ケルベロスに触れた。
『……相変わらず騒がしい奴らだ』
「……あぁ。そうだな」
レクスとケルベロスが仲間達に呆れはてていると、再び倉庫の入り口が開いた。