独眼狼ーワンアイウルフー
入って来たのは1人の少女。
「おっルイじゃん!!どーしたよ?」
タスクがひょっこりケビィンの腕から顔を覗かせる。
ルイと呼ばれた少女は、色素の少し薄い茶髪をポニーテールにしている。
瞳は淡い青色。
背は普通の女の子より低めなのだが、大人びいた雰囲気のせいかそれを感じさせない。
「外まで声が響いてましたよ。いい加減にしたらどうですか」
「入って来て第一声がそれかよ!!」
「相変わらず厳しいな!!だーっはっはっは」
ルイの厳しい一言さえ、笑いとばすタスクとケビィン。
「あ、あの!!ちゃんと話を聞いてましたかっ?」
「真面目な子は大変じゃな……ヒヒヒ」
注意したはずなのに声を抑える事のない2人に焦るルイ。
周りがどういう状況であろうと、マイペースに笑い続けるジアンス。
その様子をグリフォンの側で見ていたコハクが、口を開いた。
「ねぇルイ。また任務なの?」