指切りげんまん
「外から悲鳴を聞いたとおっしゃってましたよね?
そのお話なんですが…」
「やっぱりまだ外に人は居るんですか?
和尚の様子から、何か隠したがってるように思えたんですが」
部屋に備え付けのテーブルには七瀬とあたし。
佑はベッドの端に座っている。
一瞬どつこうかと思ったが勝手に口を挟むだろうし、何より体力の無駄なのでやめた。
「えぇ…水守の一族がまだ。
先に昔話をさせて頂きますね」
.
そのお話なんですが…」
「やっぱりまだ外に人は居るんですか?
和尚の様子から、何か隠したがってるように思えたんですが」
部屋に備え付けのテーブルには七瀬とあたし。
佑はベッドの端に座っている。
一瞬どつこうかと思ったが勝手に口を挟むだろうし、何より体力の無駄なのでやめた。
「えぇ…水守の一族がまだ。
先に昔話をさせて頂きますね」
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