君は君のままでいて
「んん?
嬉しい事、言ってくれんじゃん。
んでも、あんまり感度良すぎだよな?
俺以外の奴に触らせて、開発されてねぇ?」


そんな事を言われてしまって。


馬鹿な事を言わないでって、言い返してやりたいのに。


情けない事に、僕の口からは甘い喘ぎしかこぼれてはくれなくて。


「やん、だめだ………ぁって、ね?
ま、待ってってば………あ、ああああぁっ!」


感じ過ぎてしまってる自分に戸惑っている僕の気持ちを置き去りにしたまま。


緑風はどんどん僕の身体を高めてしまっていて。


「や………だって言ったのに!」


僕が荒い息を吐きながら、ようやくそう緑風を睨むことが出来たのは、終わってしまった後だった。
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