君は君のままでいて
「んん?
んなの、ウォーミングアップに決まってんじゃん。
オフクロ、あっちに何が待ってるかもわかんないワケ?」


ニヤッと笑いながら緑風がお義母さんに向かって言う。


それを聞いて、一瞬キョトンとしたお義母さんは、次の瞬間には顔全体で笑っているような笑顔を浮かべた。


「そっかあ。
間に合わないだろうって半分諦めていたんだけど、間に合ってくれたんだあ?
うっれしいー!
やあっぱり、蒼波くんは蒼波くんだ!
ちゃあんとやってくれるんだ!」


本当に嬉しそうにそう言うと、今度は慌てて荷物を広げようとし始めた。
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