紫陽花
「花綾―…」



太陽が顔をあげて…
その寂し気な顔が切なくって…
あたしは…
太陽と…………







「………」


その日は土曜日であたしが目を覚ましたのは9時過ぎだったから


気がつくと
太陽もお父さんも
仕事にでていた。



昨日のことは
夢のように思えた。


< 36 / 46 >

この作品をシェア

pagetop