*君の瞳に乾杯ッッ*〜恋した君は年上美人〜
「辛いんでしょ?なのに笑わなくていいよ」
俺は何て声をかけたらいいんだろう?
別に喧嘩してる間に、彩を誘惑しようなんて思ってない。
思ってないけど…
やっぱ思ってるかも。
だって彩を泣かせるなんて、そんな男
俺には信じられないから。
「あたしね、昨日電話するって言ってそのまま寝ちゃったの。だから、てっちゃん怒っちゃった…」
………は?
んな事で怒ってんの??
なんちゅー心の狭い奴。
「てっちゃん、心配性だからあたしがちゃんとしないといけないだぁ」
え?
それって完璧おかしいよね?
っつか束縛だよね?
極度の。
「何で彩がそんなに頑張らなきゃいけないの?」
「だって…好きなんだもん……」
彩は俯いて、聞こえるか聞こえないか位の声で言った。
あぁ…
彩も一緒なんだ。
俺と。
“好きだからしょうがない”んだ……