【長編】Love Step~冷血生徒会長×天然娘の恋愛初心者ステップアップストーリー~
ねぇ、結局あのふたり別れないじゃない。そりゃ最近は前みたいにべたべたはしていないし、このまま行けば自然消滅かもだけどさ。
私はあのふたりが別れたっていう確かのものが欲しいのよ。大体、最初に淳也が言ったんじゃない…。」



―――金森先輩と浦崎先輩が…



「…龍也と付き合いたかったらふたりを別れさせるのに協力しろって。」



―――どういうこと?



「聖良はすぐに落とすよ。もう少し待て。今、聖良は不安定になっているからその隙を突く。一度抱いてしまえばこっちのもんだ。聖良なんて純情な分だけすぐに僕の言いなりになるさ。」



―――あたしたちを別れさせる為にあんな事をしたの?



「その言葉信じてるわよ?伊達にプレイボーイを気取っているわけじゃないんでしょう?」

「フン、プレイボーイね。勝手に女が寄って来るだけだよ。僕の事何も知らないくせに何を好きだって言うんだ。バカな奴らだよ。」




そのセリフ…聞き覚えがある。

金森先輩があたしを呼び出した日に龍也先輩が言った言葉と同じだ…。
あの時龍也先輩も怒りを滲ませたとても冷たい声で同じ事を言っていた。



このふたりは根底で何かが似ているのかも知れない…。



だからと言って浦崎先輩を許す気持ちにはなれないけれど



< 104 / 383 >

この作品をシェア

pagetop