【長編】Love Step~冷血生徒会長×天然娘の恋愛初心者ステップアップストーリー~
浦崎先輩はあたしが龍也先輩に本気じゃないって言ったけれど、この気持ちが本気で好きじゃないって言うんだったら、本当の好きってどんな気持ちなのかあたしにはわからない。



ただ一つはっきりとわかるあたしの気持ち…



龍也先輩が大好き…

龍也先輩に会いたい。

一目チラッと見るだけでもいい



でも、会うのが怖い


怖くてどうしても携帯の発信ボタンを押す事も、生徒会室に足を向けることも出来ないでいるあたしって、何て臆病者なんだろう。

美奈子先輩から、最後の引継ぎをしたいから週明けの月曜日こそ絶対に来るようにってこの間約束させられなければ、今日も生徒会室に足を向ける事は無かったと思う。

行かなくちゃと思う心のどこかに少しでも龍也先輩の姿を見ることが出来るかもと期待している自分がいる。


いつまでもこのままで良い訳無いってわかっている。


もし、今日会うことが出来たらきちんと話そう。

先輩があたしを嫌いになっていてもいい。

それでもあたしが好きなのは優しい笑顔の龍也先輩だけだから。

あたしの気持ちをちゃんと伝えよう。


龍也先輩を誰よりも大好きですって。


もう二度と、先輩に好きって言う事も無いかもしれないから…。


今日が最後かもしれないから…。



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