【長編】Love Step~冷血生徒会長×天然娘の恋愛初心者ステップアップストーリー~
「ボケてる場合じゃねぇだろ?今、聖良ちゃんを支えてやらないでいつ支えになるつもりだよ。今は響がついている。多分もうすぐここへ連れてくるはずだ。ただ…」
暁の言いたい事はわかった。あの廊下を聖良は通れないかもしれないと言う事だ。
最初の事件の後、身体が震えて美奈子が支えないと歩けないほどのだった聖良。
それ以上の精神的ショックを受けている彼女があの廊下を渡ってこの生徒会室まで来れるとは思えない。
ほんの少し前、俺のクラスで浦崎と金森を見たのなら尚更だ。
行かないと…聖良を迎えに行かないといけない。
考えると同時に身体は動いていた。
「暁。俺、聖良を迎えに行って来る。」
暁はニヤッと笑うとドアの前から身体をずらし俺が通れるよう開けてくれた。
暁の脇をすり抜ける瞬間、勢い良くパン!と背中を叩かれる。
鋭い痛みが背中をビリビリと駆け抜け、勢いで前のめりになった。痛いやり方だが、これが俺たち3人の子どもの頃から互いに送ってきたエールだ
暁が心から心配して、応援してくれているのを感じて勇気が湧いてくる。
俺には背中を押してくれる最高の親友が二人もいるんだ。
「龍也がんばれ。必ず聖良ちゃんを連れて来いよ。」
「いてぇな。わかってるよ。」
素直にありがとうとは言わないけれど、暁には全部分かっているはずだ。
「必ず連れてくる。聖良にはもう一度俺の隣で笑ってもらうさ。」
ニッと笑って廊下を駆け出していく。
―― 聖良、待ってろ。今行くから…。
暁の言いたい事はわかった。あの廊下を聖良は通れないかもしれないと言う事だ。
最初の事件の後、身体が震えて美奈子が支えないと歩けないほどのだった聖良。
それ以上の精神的ショックを受けている彼女があの廊下を渡ってこの生徒会室まで来れるとは思えない。
ほんの少し前、俺のクラスで浦崎と金森を見たのなら尚更だ。
行かないと…聖良を迎えに行かないといけない。
考えると同時に身体は動いていた。
「暁。俺、聖良を迎えに行って来る。」
暁はニヤッと笑うとドアの前から身体をずらし俺が通れるよう開けてくれた。
暁の脇をすり抜ける瞬間、勢い良くパン!と背中を叩かれる。
鋭い痛みが背中をビリビリと駆け抜け、勢いで前のめりになった。痛いやり方だが、これが俺たち3人の子どもの頃から互いに送ってきたエールだ
暁が心から心配して、応援してくれているのを感じて勇気が湧いてくる。
俺には背中を押してくれる最高の親友が二人もいるんだ。
「龍也がんばれ。必ず聖良ちゃんを連れて来いよ。」
「いてぇな。わかってるよ。」
素直にありがとうとは言わないけれど、暁には全部分かっているはずだ。
「必ず連れてくる。聖良にはもう一度俺の隣で笑ってもらうさ。」
ニッと笑って廊下を駆け出していく。
―― 聖良、待ってろ。今行くから…。