【長編】Love Step~冷血生徒会長×天然娘の恋愛初心者ステップアップストーリー~
「聖良は渡さない。指一本だって触れさせない。」
怒りで身体が震えるのがわかる。
この男にだけは負けられないと…
「クスッ…もう遅いね、さっき第一段階はクリアしちゃったから。」
ニヤリと唇を吊り上げて不適に笑う浦崎。
聖良の泣き崩れた姿が脳裏をよぎり振り返ると、聖良は暁に肩を抱かれたまま口元を隠すと俺と視線を合わせないように慌ててそらした。
次の瞬間、俺は浦崎の言葉の意味を理解し瞬時に奴に殴りかかっていた。
怒りに握り締めた震える拳に伝わる衝撃…
振り切った拳に残る鈍い痛みが聖良の心の痛みのようで苦しかった。
浦崎は壁に打ち付けられうめくとそのまま動かなくなったが、それでも止まらない激情に駆られて更に殴りかかろうとする俺を暁が必死になって止めて掛かる。
「龍也、止めておけ、こんな奴殴る価値もない。それより聖良ちゃんのそばにいてやれよ。」
暁の言葉にハッとして、聖良の傍まで行くと震える彼女を腕に抱きしめる。
柔らかい温もりが自分のものだと思いたくて
聖良の気持ちが俺だけに向かっていると信じたくて
胸がつぶれそうだった
『聖良はお前に強引に彼女にされたんだろう?』
あの言葉が頭から離れない。
胸をえぐって血を噴出している。
聖良…おまえは本気で俺を好きになってくれているんだよな?
怒りで身体が震えるのがわかる。
この男にだけは負けられないと…
「クスッ…もう遅いね、さっき第一段階はクリアしちゃったから。」
ニヤリと唇を吊り上げて不適に笑う浦崎。
聖良の泣き崩れた姿が脳裏をよぎり振り返ると、聖良は暁に肩を抱かれたまま口元を隠すと俺と視線を合わせないように慌ててそらした。
次の瞬間、俺は浦崎の言葉の意味を理解し瞬時に奴に殴りかかっていた。
怒りに握り締めた震える拳に伝わる衝撃…
振り切った拳に残る鈍い痛みが聖良の心の痛みのようで苦しかった。
浦崎は壁に打ち付けられうめくとそのまま動かなくなったが、それでも止まらない激情に駆られて更に殴りかかろうとする俺を暁が必死になって止めて掛かる。
「龍也、止めておけ、こんな奴殴る価値もない。それより聖良ちゃんのそばにいてやれよ。」
暁の言葉にハッとして、聖良の傍まで行くと震える彼女を腕に抱きしめる。
柔らかい温もりが自分のものだと思いたくて
聖良の気持ちが俺だけに向かっていると信じたくて
胸がつぶれそうだった
『聖良はお前に強引に彼女にされたんだろう?』
あの言葉が頭から離れない。
胸をえぐって血を噴出している。
聖良…おまえは本気で俺を好きになってくれているんだよな?