討竜の剣
翌朝。

前日に言っていた通り、ナハトは朝一番に刃竜の角を武具の店に持ち込んだ。

恐らく数日中には剣として仕上がるだろうとの事。

以前は武具屋の店主と険悪なナハトだったが、刃竜を仕留めた事で気持ちよく鍛冶場を貸してくれる事だろう。

…ナハトが角を加工している間、俺は情報収集に徹した。

究極の剣を作る為に、素材はまだ必要だ。

そしてその素材を持つ竜はあと三体。

その所在は殆どが謎に包まれている。

幸いファイアルは狩猟者が多く集まる。

世界中に散らばる狩猟者からの情報を集める事のできる、唯一の場所と言ってもいい。

ならば竜種の数少ない目撃情報も手に入るかもしれない。


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