クライシス
「だから、二谷は時間を稼ぐ為に捕まったんだ。別の容疑を言う為に。軍事研究所から当局の目を逸らす為に」
三宅が雄介を見る。雄介は下唇を噛んだ。
「分かるか?実際の作戦では二谷とターナーはサポート役だ。俺達二人が居れば作戦は実行出来る。そう踏んだんだよ」
辺りは暗闇に成った。
三宅は雄介から離れて空を見上げた。雄介はボー然と立ち尽くしている。
「ターナーが捕まる前に全ての情報を託してくれた。俺はこれを無駄にしない」
三宅はそう言うと歩き出した。
「俺らが日本に戻って、ウイルスと抗ウイルス薬の存在を示せば、北朝鮮は動くに動けない。そして、その後に政治の力で二谷とターナーの身柄を引き取る手続きをすりゃ良い。国も命懸けで行動した奴には報いるさ……」
雄介は三宅を見ていた。その場から動かない。見ているだけだ。三宅は再び溜息をついた。
「まあ、動きたく無いなら勝手にしろ。先にセレス次官との待ち合わせ場所で待っとけ。俺はお前を責めん。ただ一人で任務を遂行する」
三宅はそのまま歩き出す。
「日本を救う為にな……!」
そう言って暗闇に消えて行った。
三宅が雄介を見る。雄介は下唇を噛んだ。
「分かるか?実際の作戦では二谷とターナーはサポート役だ。俺達二人が居れば作戦は実行出来る。そう踏んだんだよ」
辺りは暗闇に成った。
三宅は雄介から離れて空を見上げた。雄介はボー然と立ち尽くしている。
「ターナーが捕まる前に全ての情報を託してくれた。俺はこれを無駄にしない」
三宅はそう言うと歩き出した。
「俺らが日本に戻って、ウイルスと抗ウイルス薬の存在を示せば、北朝鮮は動くに動けない。そして、その後に政治の力で二谷とターナーの身柄を引き取る手続きをすりゃ良い。国も命懸けで行動した奴には報いるさ……」
雄介は三宅を見ていた。その場から動かない。見ているだけだ。三宅は再び溜息をついた。
「まあ、動きたく無いなら勝手にしろ。先にセレス次官との待ち合わせ場所で待っとけ。俺はお前を責めん。ただ一人で任務を遂行する」
三宅はそのまま歩き出す。
「日本を救う為にな……!」
そう言って暗闇に消えて行った。