クライシス
―― 一月三日十時三十五分 日本海公海上北朝鮮との領海付近――
イージス艦のひえいは、いまだに雄介救出の為のヘリを出動出来ずにいた。北朝鮮の主力戦艦と潜水艦との追いかけっこが続いている。
「艦長!時間がありません!」
副長が叫ぶ。
「分かっている!だが、今ヘリを出しても撃墜されるのがオチだ!」
富山艦長は焦っていた。
「とにかく、引き離せ!機関最大戦速!」
その時、パパパパパパパパ!と言う音が聞こえた。自衛官なら誰でも分かる音だ。戦艦に付いている機銃の音だった。
「艦長、フリゲート艦、威嚇発砲!」
「チッ、まだ公海上だと言うのに……」
富山は舌打ちをする。
「艦長!」
ソナーマンが叫んだ。
「なんだ!」
「ぎょ、魚雷、装填音!サンオ型潜水艦より魚雷装填音です!」
「ビビるな!威嚇だ!引き続き警戒をしろ!」
自衛官達は実戦寸前の状態に少しパニックに成っていた。
イージス艦のひえいは、いまだに雄介救出の為のヘリを出動出来ずにいた。北朝鮮の主力戦艦と潜水艦との追いかけっこが続いている。
「艦長!時間がありません!」
副長が叫ぶ。
「分かっている!だが、今ヘリを出しても撃墜されるのがオチだ!」
富山艦長は焦っていた。
「とにかく、引き離せ!機関最大戦速!」
その時、パパパパパパパパ!と言う音が聞こえた。自衛官なら誰でも分かる音だ。戦艦に付いている機銃の音だった。
「艦長、フリゲート艦、威嚇発砲!」
「チッ、まだ公海上だと言うのに……」
富山は舌打ちをする。
「艦長!」
ソナーマンが叫んだ。
「なんだ!」
「ぎょ、魚雷、装填音!サンオ型潜水艦より魚雷装填音です!」
「ビビるな!威嚇だ!引き続き警戒をしろ!」
自衛官達は実戦寸前の状態に少しパニックに成っていた。