クライシス
-11月20日11:10-

大阪市中央区大阪府警本部・・・


「失礼します」


赤木はそう言うと大阪府警本部の本部長室に入った。


中には本部長、刑事部長、警備部長、両部の参事官、捜査一課長、外事課長・・・・


とにかく大阪府警の幹部が勢ぞろいをしていた。


そして、以前に特捜本部に横槍をいれた外事課の川村もいる。


「座れ」


赤木の直属の上司である、管理官がそう告げた。


赤木が座ると川村が赤木に言った。


「赤木係長をお呼びしたのは他でもございません・・・」


そう言うと川村は書類を取り出して、赤木に見せた。


赤木はチラッと管理官を見ると管理官が頷いた。


赤木は黙って書類を見る。


そして、赤木の顔色はドンドン青くなっていった・・・


そこには、フュージョンウイルスによるテロの内容が書かれていたのであった。


「その書類は特秘扱いでお願いします」


川村の言葉に赤木は頷いた。


「とにかく、アナタ方が扱っていた事件はとんでも無い事件なんです・・・今も至急の対応が必要です」


川村が告げる。


赤木は思った。


そうか・・・コイツはチヨダの一員か・・・


「我々は一刻も早く、山川を射殺した人間を確保したい・・・」
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