最初で最後の手紙



「さっ。中入ろっか」


お母さんの言葉でみんなで家の中へ入る。


リビングのドアノブに手をかざす。


ガチャ


「…わぁー!」

「どうしたの?」


初音があたしの後に着いて入って来る。


「わぁー!!」


机の上には、豪華な料理とケーキが置いてあった。

そして、奏の写真が置いてあった。


「二人共、お誕生日おめでとう」


お母さんが後ろから言ってくれた。


あたし達は、席に着いた。






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