【長編】私の道


-ピンポーン


ユウさんは、真人さんの部屋のチャイムを鳴らした。


真人さんは、すぐに出てくれた。


「悪いな。呼び出して。とりあえず、あがって。」


真人さんに言われリビングに通された。


リビングには、他にも客人がいた。


徹さんと篤志さんと.....


なんで?


この人がいるの?


私は、驚きのあまり固まってしまった。


「未來ちゃん、大丈夫?」

私の変化にいち早く気づいたカイさんが心配そうに見てきた。


「とりあえず、座って。」

なんか、ピリピリしてる。


私のせい?


だよね。


秘密にしたから。


なんか、私に対して、徹さんと真人さんと篤志さんは怒ってる気がする。


けど、なんでこの人が.....


知らないはずなのに.....



でも、いるって事は知ってるんだよね。





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