da capo
――あきひろくん……。

残念だけど……、私はあきひろくんのおじいさまに会いに行くことは……できないわ。

私はレイじゃあないもの。

ただのおばあちゃんだもの。





ただね、あなたのおじいさま――ヒロくんに伝えて欲しいの。



『また、いつか、どこかで出会えたら……。

一緒に歌いましょう』



って、伝えてもらえるかしら?

――ありがとう。

きっと……、レイだったら、そう言ったと思うのよ。

あなたのおじいさまから――いいえ、ヒロくんからのメッセージもきっと、レイに届いてるわ。
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