俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-
「自分の考え全部冬夜に言った上に冬夜の言うことこと無視して…」
「…あぁ。」
「冬夜のこと全然信じてあげられなくてっ…」
「そうだな。」
「冬夜…怒ってる…よね?」
「怒ってるな。」
当たり前だよ…
「でも…」
冬夜が私を抱き締める力を強くする。
「え……?」
「お前に何も言わなかった俺も悪い。生徒会のことで一生懸命だったからってお前を放っといたりしたのも。そのせいで未歩が寂しがってたの知ってた。」
「冬…」
「それでもお前は俺に何も言わなくて…ただ応援してくれて…未歩に甘えてたんだよな。」
「…………」
「悪かった。これからは…ちゃんと気を付けるから。」
「グスッ…冬…悪くな…私っ…ごめんなさい…!!」
「…ふっ…何言ってるかさっぱりわかんねぇよ。」
そう言って冬夜は私の体をゆっくり離した。