俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-
「え、すごーい!!ここで見れたんだね!!」
「ちょうど見える位置だったな。こっちの方が人もいないし楽かと思って。」
「うん!!嬉しいよありがとう!!」
ここならゆっくり見えるな〜!!
私は花火を見ながらかき氷を食べた。
「未歩。」
「え?」
不意に名前を呼ばれて冬夜を見たときには既に唇が重なっていた。
「んっ…」
キスをする横では花火がドーンと打ち上がっている。
屋上には花火が打ち上げられる音だけが響く。
「ふっ…イチゴ味。」
「なっ!!////」
冬夜は唇を離すと言ってきた。
「イチゴ味だし浴衣だし?
完璧に未歩俺のこと誘ってんな。」
ニヤッと笑いながら私を見る。
「さ、誘ってなんかない!!////」
冬夜が勝手に思ってるだけだよ!!