俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-
俺はまだ未歩にアメリカ行きの話を言えないでいる。
ったく…情けねぇ…
言ったらどうなるんだろうと考えたらどうしても言えない。
言った瞬間、未歩が俺から離れていってしまうのが………
いや、違うな…
俺が未歩から離れるのが不安なんだ。
こんな弱い人間だったか…?俺……
未歩とずっと一緒にいすぎて、
お前の甘さが移ったんだよ…
未歩の前髪をクシャッとすると「うぅ…ん…」と言った。
「………ごめんな…」
いつかお前を悲しませ、苦しませてしまう日が来る。
その時お前はどう思うだろう?
幻滅するか?
もしかしたら呆れて何も言えなくなるかもしれないな…
そう考えると胸がキリキリと痛む。
未歩の前髪をそっとかき分け、おでこにキスを落とす。
「…おやすみ。」
自分の考えを振り払うかのように俺は再び机に向かった。
