転校生は発明家
「ま、お腹も空いたことだし、お昼を食べますか」

「そうするのだー」

そう言い、夜明は高速で階段を上がっていった。
「早っ」

どこにそんな元気があるのか不思議でたまらなかった。

「成君も食べてく」

「いいっすよ、俺は…」
グギュ〜ルと、ラボいっぱいに広がる俺の腹の音
「あれ〜お腹は正直ね〜」

横目で見る遥さん

「い、いただきます」

「よろしい、じゃ、早く上に上がって」

俺の腹と遥さんに言われ今日の昼は夜明家でとることにした。

長い階段を登り終えて窓の方を見てみると雨は止んでいた。
遥さんも上がってきてふと気がついた、
夜明がいない、あいつは俺たちより早く上がったのに茶の間にいない

「あっれー、新ちゃんいつも12時になったら座ってるのに」

どこに行ったのだろうと考えていると、僅かに風が吹いてくる、吹いてくる方向を見ると玄関が開いている

俺と遥さんは急いで靴を履き玄関を出た。

すると、一点の方向を見て棒立ちする夜明がいた
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