行き違い

ライバル登場!?

あれから二年。いろんな事があった。みゆとのけんか、誰かの悪ふざけで浮気の噂。恋はいろいろ疲れるな~。
「たくと!なに考えてるの?」
ドキッ!!!なかなか鋭いな〃
「なんでもねぇよ。」
危ない危ない!女は怖いな~。
不機嫌な顔でみゆが言う。
「夏休み何してたの?」
ったく今始業式なのに!で…なにしてたっけ。
「そういやなんもしてないよな~。」
ドスっ!!!
鋭い痛みが腕に…
「なんだよ?いきなり殴んな!」
やばっ!きつく言い過ぎたかな?
「バカ!一緒にディズニーランドいったじゃん!」
そういやそうだな!あの旅行のおかげでジェットコースターの恐怖症がなくなったっけ?
「そうだったな!ちゃんと覚えてるよ」
みゆはたんたんと言う。
「そりゃ~覚えてるよね★同じホテルの部屋で同じベッドで寝たもんね~!みゆは寝れなかったんだよ!誰かさんがベッド占領するからっ」
え!同じベッドで?覚えてないな~。たしか俺は…先に寝たんだ!
「俺ら一緒のベッドで寝たっけ?変なことしてないよな?」
俺は恐る恐るたずねる。
「たくとは帰ってからすぐ寝てたよ!気づいたらベッドひとつしかなくて仕方なくねてあげた。
へんなことはたくとがねぼけて、みゆの…」
「こら!うるさいぞ」
担任の先生が怒声をはきちらし近づいてきた。
「「スイマセン」」
2人の声が重なった。
「前見ろ転入生だぞ」
先生の言うことをきき前を見た。
すると…
< 4 / 9 >

この作品をシェア

pagetop